睡眠障害の見る夢

夜(nokt-o)のブログです。絵描きになりたい。

わたモテの吉田さん part2

前回の続き。

 

75話では登場コマ3つのみ。割愛。

 

1件目、もこっちの提案したお店では無表情、なにを考えているかは読み取りづらいです。もこっちがにしんそばを頼んだのは辛うじてわかりますが、吉田さんはなにを頼んだか謎。2件目のお団子やでは、思わず口に出してしまうほどの絶賛。?を出してる吉田さんがめっちゃ美人でかわいい。

 

その後、伏見稲荷を上る。煽られて乗っちゃう吉田さんは馬鹿かわいい。

ここまでの接し方をみるに、もこっちに対しても特に偏見なくコミュニケーションをとっている様が見て取れます。

さらに、足をひねったもこっちを背負って頂上まで行ってあげる聖人。

頂上に置いて行かれたもこっちは自業自得なので…。

 

77話では、夢の中で乳首を触ろうとしたもこっち(現実ではうっちー)に「死ね」という掛け声とともに肘鉄。もこっちのイメージが固定化されたようです。

さらに、起きてから寝てるもこっちにもう一発腹パン。それはさすがにひどくないか…?

 

その後抜け出してコンビニへ、帰りにもこっちの本当の気持ち(嘘)を荻野が代弁。ここでの吉田さんも表情がわからないのでどんな感情かはわかりません。

 

その後、もこっちの有料カードをピュアな番組だと勘違いして(もこっちにもピュアヤンキーなのとか言われてる)オチへ。

で、もこっちが1000円入れても番組がつかないことに落胆してるシーンで「…」って反応してるんですよね。表情も普通なので憶測でしかありませんが、もこっちの気遣いを汲んだんだと思ってます。自身が有料チャンネル(ピュアな)を見たいという気持ちもあったと思いますが、どちらかというと気配りですね。あれ、やっぱり聖人では…?

 

79話、ホテルチェックアウト前にヤンキー友達とお話、タレ目ちゃん初登場。タレ目ちゃんは別クラスなんでしょうか?仮にそうだとしてもきっちり班割りを守る吉田さんはえらい。そこで、もこっちの気配(吉田さん自身はもこっちと気づいているかは不明)を感じる。

嵐山でもこっちと合流。普段と変わらずの態度で接する。

 

こう見るに、吉田さんは自身の気持ちをあまり態度にだしていないというか、切り分けがしっかりしている子に見えます。まあ怒ったりとかはするけど、その件が終わったらもう切り替えるというか。引きずらない性格ですね。

 

で、次の登場は修学旅行がおわって82話。

いきなり手マンされる吉田さん。このとき「修学旅行中は大目に見ていた」って言ってるので結構抑えてたんですかね。さっきサバサバしてるっていったけどしっかり覚えてるんだな()。

 

同じく82話で、登校中にゆりちゃんに話しかけられてドモる吉田さん。ゆりちゃん全然普通のコミュ強にみえますねこれ。で、オチになるんですが、吉田さんのモノローグは初のような。もこっちに関する評価が「何考えてるかわからねえいかれた奴」です。たぶん、読者も漫画内に居たら同じ評価だと思います。というか、漫画内の登場人物はおよそみんなこの評価では…

 

84話では、またもやデリカシーのない発言をもこっちにされ校舎裏へ。手が出るのは決して褒められたことではありませんが、もこっちがだいぶひどいので…

 

で、体育祭に話が移って88話。

騎馬戦でもこっちが見当たらず心配しています。吉田さんはヤンキー仲間がいると思うんですが、修学旅行の4人で行動しようとしてるのはどういう心境からなのかわかりかねます。個人的には、修学旅行での荻野の言葉を真に受けている説を推しています。

 

で体育祭が終わると、またしばらく話数がとんで92話。ゲーセン回です。おそらく吉田さんとしては普通の友達としてUFOキャッチャーを取ってほしいって頼んだのでしょうけど、もこっちがびくびくしすぎなせいで結果パシリに。お金は自分で出しているんですが。吉田さんはあまりモノローグを出さないのでやっぱり読み取りにくいですが、話中でのイライラは、もこっちではなくUFOキャッチャー単体に対する怒りであると言えます。とはいえ、周りから見るとイライラしてる吉田さんは怖いです。

でも結局とれてにこにこしてる吉田さんかわいい。

 

次は95話。ピュア吉田さんがラブホの建物をガキの遊び場というところ。ちゃんと原チャにのるときメットもしてるあたり、ヤンキーですがいたって真面目なところがわかります。その後つりぱかしてるもこっちに対してもともとそういうイメージだと。やっぱり吉田さんの中ではもこっちは「何考えてるかわからないイカれた奴」っていうイメージが軸なんだと思います。

 

98話。吉田さんとの相合傘回、吉田さんのキャラを掴むのに非常にいい手がかりとなる回だと思います。こことかもそうで割と口下手な感じしますね。加えて口も悪いですけど…。生徒会長を水はねから守ってたりやっぱり、細かいところに気が利く印象があります。会長からの「仲いいの?」という問いにはただ修学旅行で一緒だったからと答えます。これは、照れ隠しが1割程度、修学旅行からの関係なのでまだ日が浅いという認識がほとんど、っていう感覚だと思います。その後、もこっちを傘に入れるために、自分の肩を濡らすイケメンっぷり。会長が途中で帰りますが、その方向が駅でないことも指摘。もこっちとの絡みで感情的な面が見られがちですが、やっぱり本来は思慮深い性格(少なくとも短絡的でない)であることが伺えます。

また、別れ際の会長にやっぱり仲良くはないことをアピールしてますが、これは単に視点が違うだけだと思います。会長、あるいはもこっち視点ではぼっちのもこっちにとって相合傘をしてくれる吉田さんは間違いなくもこっちにとって縁がある人間であることは間違いありません。一方、吉田さんにとってはちょっとの縁さえあれば、こんかいのもこっちのように自分の肩を濡らして相合傘をするのでしょう。やっぱりいい人では…?

 

また話数がとんで105話。うっちがー冬休みのおみやげをみんなに配る回で、もこっちと吉田さんの絡みはありません。かわりにうっちーという貴重な一般人との会話が見られます。吉田さんは頭がいいのか悪いのかわからないですね…。もこっちの挑発にのったり、ラブホとか有料チャンネルを知らなかったり、白い〇人も知らないようで世間知らずっていう面も見られます。うっちーのことを忘れているのは単に接触が少なかったからなのか物覚えが悪いからなのかは不明です。ともかく、ヤンキーのテンプレみたく普通の人と話すときも喧嘩腰の口調であることがわかります。あと窓にもたれかかるのは定位置みたいです。(後述。)

 

106話、オムニバス形式の話で、本人がいないのに花魁させられる吉田さん。あと久しぶりのヤンキー仲間。こっちの描写が少ないのでやっぱり吉田さんはまだまだ謎な部分がありますが、タレ目ちゃんに結構突っ込まれてるのでピュアバレはしてなさそうです。それが今連載中のデ〇〇ニーにつながったりするんでしょうか。ここでも窓から外に向かってたそがれています。

 

107話。冒頭でいきなり余ってるもこっちに声を掛けて準備体操してますけどこれすごいことですよね。やっぱり少なからずもこっちのことを気にかけているんだと思います。それが哀れみとかでないことを祈るばかりですが。これ以降の描写がないので、マラソンに関して真面目に走ったかどうかは不明です。単行本のおまけで運動会の50m走にて1位を取っているため短距離では足が速いことが示唆されてますが、長距離は不明なのでやっぱり今回真面目に走ったかどうかはわかりません。

 

109話。雪でみんな遅れてくる話ですが、ここで初登場(出てない)時の描写を思い出してください。班決めのとき、吉田さんは2日以上連続で欠席していました。しかし、修学旅行以降、欠席の描写はなくそれどころか今回交通機関がマヒするほどの大雪でも学校に来ていることがわかります。そのことをもこっちにもケチつけられています。キャラブレということでなければ、初登場時の欠席はサボりじゃないと考えることができます。そのため、以前考えていた、修学旅行以降真面目に学校に来るようになった説は否定されます。

 

ここまでが刊行済みの単行本まででわかる内容です。

ここから連載中の話までは結構開きがあるんですが、うろ覚えで追いたくはないので以上の話から論組みしました。

 

やっぱりもこっちに対しては手が出がちですが、それ以外はいたって良い人であると思います。口が悪いことは悪く、あまり自分の気持ちを言うこともないため誤解されがちなんでしょうか。そこらへんもふくめてよくいるヤンキーキャラっぽいと思います。しかし、ところどころで発揮される気配りから全てがテンプレキャラじゃないとも思います。世間知らずなことから意外といいところのお嬢様だったりしないかな…

 

結論といたしましては、わたもてのキャラ造形は単純なものでなく、そのキャラが魅せる緻密な交友関係が魅力ですが、吉田さんに関しては安易にピュアヤンキーで割といい奴という評価でいいのではないのでしょうか。しかし、忘れてほしくないのは、彼女は本来細かいところに気が利くほうで、もこっちにも積極的に手を差し伸べているという点ですね。

現在連載中の、〇〇ズニー旅行編では、当初別行動をとっていたにも関わらず、途中から合流した含みのある吉田さんですが、その理由や動向に注目したいところです。

 

最期に

ゆうちゃんとまこちゃんと加藤さんめっちゃかわいい。