睡眠障害の見る夢

夜(nokt-o)のブログです。絵描きになりたい。

魔法とプログラム

創作用のメモです。

 

 その世界を作っているのは、魔力の最小単位である。現実世界における物質が、分子、原子、素粒子と構成されるように、そのせかいでは素粒子、あるいはそれ以降が魔力の最小単位となる。よって、その世界では、原子や分子も魔力を持つ単位である。

 

その魔力の最小単位は、あるとき、一人の科学者によって発見された。長年の研究の結果、ある一人あるいは複数の天才がその最小単位の規則性を発見した。続く天才はその規則性を人間のわかる範囲で言語化をした。

 

この言語が呪文であり、この言語によって世界の規則に乗っ取って起こす事象を魔法と呼ぶ。

 

言語化をした天才は、畏敬の念を込めて「偉大なる祖」と呼ばれる。

 

言語化されてから、再び長いときを経て、呪文は洗練され、派生もした。

 

この呪文はまるで現実世界のプログラムのようである。

個人の持つ魔力は、呪文の複雑さや長さに関係する。

呪文が複雑な場合、術者に魔力を消費させるが、他人がコピーしづらい。

 

 

野生動物が魔法を使う場合、本能レベルで描きこまれていたりする。

野生動物を解析することで新たな魔法であったり、既存魔法の呪文のブラッシュアップが可能。(もちろん野生動物の"言語"は異なるものである)

生き物が持つ魔力が桁違いに大きい場合、呪文を介せず魔法を発動することもできる。

呪文はあくまで魔力を出来る限りつかわず魔法を使うことができるツール、人間の魔力を効率よく変換するものである。

また、人間の一部は生まれながらに独自の言語で呪文を有していることがありたいていの場合、魔力も多めである。しかし、そういった人間は得手不得手がはっきりしており、生まれながらの言語によって後天的に確立された既存言語を学習することが苦手である。

異なる言語を用いても、一つの呪文として用いることができるが相当なセンスが問われる。

 

 

 

 

 

 

 

設定を思いついたら書き足し、まとまったらHPのほうにまとめる。