Bloodborneにおいて、武器を属性派生させるときの自分用メモ。
道中攻略ではなく、ある程度キャラが完成して地底を巡ったりカンストを回る目的で作る場合。
本記事の前提として、基本的に属性という場合は炎、雷光、神秘の3つを指し物理、刺突、重打などの属性はその都度明記する。
基本的な仕様(私個人の理解)
・属性派生は血晶によって行われる。属性には3種、炎と雷光、そして「神秘」がある。(神秘という単語は、このゲームにおいて属性を指す場合とステータスを指す場合があり、それぞれ単語の後ろに属性あるいは補正、という語句を付け足すことでわかりやすくなる)
・血は物理に含まれる属性であるが特殊な仕様となっており、3種の神秘属性、神秘補正と同じ考えを適用できない。
・属性は1種類のみが計算に適用される。よって、乗算と加算の属性が違う場合は注意するべし。(このあたり曖昧、優先順位があったような気がする)
・加算による属性派生の場合、物理属性と3属性は両立する。
・これらの属性のほかに、武器、あるいはモーションに別途特性が適用されることがある。獣特攻や眷属特攻などのほかノコギリ、教会、etc...これらは属性を補正するものもある(未検証)
・右手武器を属性派生させた場合、属性攻撃力は武器の神秘補正を参照する。つまり必要能力値さえ満たせていれば、元が筋力向きだろうが技術向きだろうが神秘補正を比較すればよい。(ただし実使用では、モーション値とスタミナ消費などを考える必要がある)
・もともと武器に物理属性と3属性の攻撃力がある場合属性派生はできない。(もともとついていた属性を乗算する、別属性加算は可能)
以上仕様から、属性派生に向いている武器種の条件は以下を満たすものと考える。
・属性を補正する武器特性を持つ武器。
・モーション値とスタミナ消費の効率が良い武器
・神秘補正の仕様によって基本的に好きな武器を扱える。つまるところ好み。
・ただし派生前より物理属性と3属性が両立している武器以外。
例えばヒートパイルが注目されるのは、その溜めのモーション値の高さに由来する。もっとも一点集中のロマン砲なため神秘武器に向いているとは言い難いが…
以下各武器の所感
1.ノコギリ鉈(ノコギリ槍)
ノコギリ属性が効く相手は基本的に獣であるため、同時に炎の通りもよく炎ノコとして広く重宝されている。神秘補正は低いため冷たい深淵血晶は必須。また、モーションとスタミナ消費の低さも優秀でいうことなし。このため効率を求めるなら炎派生する武器はノコ以上の価値を見出す必要がある。
2.斧
特性はないがリゲイン量が多いうえ、変形後のリーチは長く縦にも横にも振って良しで扱いやすい。神秘99振りで筋技が初期値の場合は、雷光、神秘派生で重宝すると思われる。エブの頭やアメンの頭、星界の使者(大)には強靭削りが光る。とはいえ筋神であれば優先度は低めか。
攻略に使いやすい斧は、神秘派生をさせて聖杯攻略に使ってもいいかもしれない。リゲインで輸血の節約、溜め攻撃で集団の一掃など、攻撃力よりは立ち回りの面で頼もしい。ルド剣と立ち位置がかぶるのが難点か。
3.杖
炎派生であれば、変形後の鞭状態が獣に対して有効。変形前の教会特攻は…難しい。教会特攻が効くカインの敵は、炎に弱いものと雷光に弱いものが混在しているし、教会特攻を生かすのは考えない方が良い。神秘派生は、地底の亡者を鞭でしばくのに便利だろう。初期武器なので筋技初期値でも持てる。
4.石槌
杖と同じく変形前の直剣に付与された教会特攻を生かすのは難しい。モーション値も低いので変形後にアイデンティティを求めなければならない。とはいえ神秘補正の関係からルド剣に負けがちなので、趣味武器でしかないだろうというのが本音。
5.ルド剣
雷光派生の本命だろうか。もともとの神秘補正が高くモーション値もあり、モーション自体も使いやすいためにどんな派生をさせてもよい。とはいえ、炎では取り回しの面などでノコに軍配があがるため、神秘あるいは雷光派生がよいだろう。斧のように高リゲイン、広範囲攻撃、強靭削りなどハイレベルな一品。
6.パイルハンマー
他の武器と比べるとどうしても劣ってしまい神秘武器としては趣味武器。ただし油壷からのヒートパイルR2最大溜めのロマンは唯一無二の魅力。
7.獣の爪
獣性による補正が属性に乗らないので属性派生には不向き。
8.曲刀
個人的イチ推し。というのも変形後取り回しの良さに加えて、変形前は意外とモーション値が高い。炎派生はノコ系に負けてしまうので、雷光、あるいは神秘補正させてぜひとも使いたいところ。
9.獣肉断ち
ノコギリ特性を持つことから派生させるのであれば炎だろう。スタミナ消費が激しくモーションの隙も大きいことから、立ち回りからノコ鉈槍との差別化が求められる。白活などでホストの後ろから攻撃を伸ばすことができるため出番はある。
10.杭
刺突のイメージが強く雷光派生させたくなるが、(おそらく)属性派生すると刺突という物理属性が消えるため、特性の獣、血族特攻を生かしたいところ。なのだが、特攻は本来の刺突モーションにのみついているため変形後がメインになってしまう。また、炎派生はノコ鉈槍という強力なライバルがいるため、属性派生においては凡武器になり下がってしまう…。
11.落葉
とりたてていうこともなく趣味武器。
12.回転ノコ
炎派生であってもノコ鉈槍に負けない利点がある。扱いやすいモーションや、ノコ特攻、高神秘補正など。しかし、モーションのいくつかは多段ヒットなために高乗算を生かせない可能性がある。低神秘キャラで加算炎派生ならばよさそうだが…そこまでして派生させる必要性が見いだせない。
総括
炎派生 ノコ鉈槍<獣肉断ち<回転ノコ<杭<その他…
雷光(神秘)派生 ルド剣=曲刀>斧>その他…
作るべき優先順位
炎ノコ鉈or槍→雷ルド剣or曲刀→神秘武器…etc
こうみると、属性派生は良い面でも悪い面でも武器の特性が白紙になり、新たな特徴が付く。杭のような獣特攻と並んで眷属特攻が付く武器があれば、雷光派生での武器種間にコントラストが付いたと思う。そして、それらのどちらもつかない武器は神秘派生で、地底専用…という妄想。
とりまとめると、炎以外はすべて好き好んで派生させていいかもしれない。というオチですねえー、まあ自分用のメモなのでそれでよし。
