睡眠障害の見る夢

夜(nokt-o)のブログです。絵描きになりたい。

tap titansというスマホゲーム

別に攻略とかじゃあありません。

このゲーム、少し前に話題になったクッキークリッカーと同じタイプのタップゲームなんですが、非常に作り込みが丁寧で良作だと思います。

以下にその特徴を。

 

 

まず、基本的にUIが見易い。もともと海外のゲームで無理やり翻訳して日本語化してる感じなのですが、いわゆるタップ効率の向上(ゲーム内ではDPS、秒間ダメージとして表されている)が見た目だけでもわかりやすい。演出も特になく、連続でレベル上げをしても苦になりません。

一方、世界観的な文章の翻訳は支離滅裂ですが、ゲームに支障はなく、DPS部分に関しては意味の通るようになってます。

 

次にDPSの二分化。自分で画面をタッチした場合の効率と、自動化される効率とが分けられているんですが、そのバランスが絶妙です。ほぼ基本的に自分でタッチするとサクサク進めるんですが、放置しようとしてパーティの仲間たちに任せると、ちょっと物足りない。このあたりが妙にやめられなくなる所以でしょうか。

 

そして、タップゲーの宿命であるインフレ。これに関しても素晴らしい。とりあえず、1週間程度やっていますが、天井が全然見えません。ということですぐに飽きるってことはないと思います。それだけでなく、普通インフレの壁に当たると、そこで萎えたりしてしまうのがタップゲームの宿命なのですが、このゲームは様々な方法でインフレを破ることが出来ます。

まず一つに、主人公のスキル。これらを習得することで、30秒程度ですが、劇的にDPSを向上させることが出来、格上のボス戦を突破するのが容易になります。スキルレベルを上げると性能が向上し、倍率等が上昇します。これらは1回ごとに10mから1h程度のクールダウンが必要ですが、ここら辺の時間も程よい調整だと思います。

次に仲間のアビリティ。仲間(総勢30人らしい)のレベルが一定に達するたび(10,25,50,100,200,400,800,1000)レベルアップとは別にゴールドを払いアビリティを習得できます。このアビリティでは、仲間自身のDPSを上げたり、落ちるゴールドの量を増やしたり、総DPSを増やしたり、主人公のDPSを上げることが出来るようになります。このアビリティのおかげで主人公のDPSは基本的に仲間の者より高くなるのです。

最後に、プレステージアーティファクト。これらの概念を説明するためにまずはゲーム内通貨の説明を。ゲーム内では、主人公たちのDPSを上げるために必要なゴールド、課金と任務達成で手に入り、まれに妖精(後述)がくれるジェム、最後にアーティファクトの獲得に必要なレリック。

プレステージというのは、ジェム、レリック、アーティファクトのみを引き継いでゲームを最初からやりなおすことです。主人公含むすべての仲間は初期状態となります。この際、ヒーローのレベルとステージの進行度によってレリックが獲得できます。このレリックによってアーティファクトを解放するのがプレステージの目的です。

アーティファクトというのは、このプレステージに関わらず、いつでも発動しているアビリティのようなものです。アビリティと違うのは、レリックによって強化する、プレステージによってリセットされない、そもそもの強化倍率が高い、レベルアップに必要なゴールドの低下などアビリティには無い効果を持つなどなど。

このアーティファクトプレステージの存在により、「あーレベルアップもできないし、敵も倒し辛い」というときはプレステージを行い、新たにアーティファクトを獲得し、主人公たちを強化して改めて攻略を行えます。

 

と、ここまで書いてきてそれほどおもしろそうに思えなくなってきました。

なにを目的としていたんだっけか。

良作にも関わらず話題性が低くて、かな。

タップゲーの中ではかなり完成度の高いゲームなので一度やってみてはいかかでしょう?